2010年05月07日

不都合な真実

 
昨夜、テレビでアル・ゴアの「不都合な真実」やっていました。
夜中の2時からなので、ちょっとしか見ることができませんでした。

さすが「一瞬だけアメリカ大統領」だったゴアさん。すごい説得力ですね。
最近、プレゼンすることがまた増えてきたので、こういう映像は良い教科書になるなぁ。
話それますが、プレゼント言えば、アップルのジョブスのプレゼンも説得力ありますね。
参考にしなくては。。。

さて、映画の作りとしては、データと映像によって現実を突きつける部分と、心情に訴えかけるような部分で構成されているようです。
理性と心情の両方に訴えかけるようになっているんですね。

「不都合な真実」については、いろいろなことが言われていますが、「温暖化」という問題があるんだよ、ということを世界に対して訴えたということでは、とても意味があったと思います。
こういう、ある意味「旗振り役」がいたからこそ、温暖化防止キャンペーンが普通に受け入れられるようになったのではないでしょうか。

経済の(というのか、生産のというのか・・・)発展と共にC02の排出量が増えて温暖化問題を引き起こしているので、温暖化防止と経済問題は切り離して考えることはできないと思います。
特に、経済が低迷している今のような情況では、経済の発展を押しとどめるような対策は取りにくいと思います。
それに、世界が取り組まなくてはならない経済問題は温暖化だけじゃないので、結局はどのような優先度で問題に取り組むか、ということなのだと思います。
「不都合な真実」でのゴアさんのプレゼンやいろいろなキャンペーンを通じて、温暖化対策の優先度が、すこしでも上がれば、と期待します。
posted by oimizu at 11:02 | Comment(2) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月04日

のだめ・イン・2Dワールド

 
映画三昧の連休です。
「のだめカンタービレ 最終楽章 後編」を見てきました。
最終楽章の前編は千明物語で、後編はのだめ物語。

20100504_マングース.jpg


千明の愛で、ピアニストとしてのだめが成長するものがたり・・・というストーリーより、素直にのだめワールドを楽しんで来ました。

コミックも最終巻まで読んで、テレビアニメでも最終回見ていたので、なんかドラマ版ももう最終回まで見てしまったような気がしていましたが、まだ上映中だったんですね。
コミック版の最後が結構好きだったので、映画でも期待したのですが、ちょっと違っていました。
映画版は、映画版で良かったのですが・・・

それにしても、上野樹里って面白い女優ですよね。
かなり前ですが、大竹しのぶと一緒にテレビ出ていたのですが、なんかこの二人雰囲気がよく似ていました。
やっぱり将来、大物になるんでしょうか。
来年の「江姫」楽しみです。
それはともかく、「のだめ」は、上野樹里なくして成り立たなかったでしょうね。

大きな画面で「のだめ」見ていたら、なんだかおいしい料理作りたくなりました。
やっぱり、美味しいご飯て、大切ですよね。

連休中の朝一だからか、劇場内はガラガラ状態でした。
封切り直後は、混んでいたのでしょうか。
ちょっと心配になってしまいました。


posted by oimizu at 23:14 | Comment(0) | TrackBack(1) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月03日

アリス・イン・3Dワールド

 
「アリス・イン・ワンダーランド」の3D・吹き替え版を見てきました。

「チャーリーのチョコレート工場」で工場の中で繰り広げられていた、夢・・・というより悪夢のようなティム・バートンワールドが、ワンダーランド全体に広がったような作品でした。
いや、すごいすごい。

「映画って、今まで見たこともないような映像を実現して見せてくれるところがすばらしい」
以前、テレビで淀長さんがこんな事を話していました。
アリスを見ながら、この言葉がずっと頭の中から離れませんでした。
映画は、どんどん3D化されていくんでしょうね、きっと。
3Dシステムもどんどん進化していくんでしょうね。

3Dシステムは良いのですが、あの眼鏡はどうにかしてもらいたいです。
重たいし・・・それに、泣いたら、なみだ拭けないですよ。

主役のアリスを演じたのは、ミア・ワシコウスカ。
オーストラリア出身の二十歳の新進女優だそうです。
映画の中では、アリスは19歳だから、等身大のアリス像、という感じでしょうか。

この映画ので目を惹くのが、なんといっても真っ白に塗られたメイクアップ。
日本の歌舞伎の隈取りにヒントを得たそうですが。。。マッドハッターのメイク見ていると、どうしてもデーモン小暮閣下を連想してしまいます。
白い中でもひときわ白いのが、白の女王。
吹き替えは、フカキョン。
深田恭子って、ほんと、こういう人界を離れたキャラクターが似合いますね。

ところで、アリスのメイクはというと、人間界からやってきたからでしょうか、ワンダーランドでは普通の人間(?)のメイクでしたが、穴に落ちる前は真っ白でした。
アリスにとっては、人間界の方が身の置き所のない違和感だらけの世界だったということでしょうか。
posted by oimizu at 04:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月27日

This is it

 
MJのダンス見ていると、重力を感じられません。
軽やかで、なめらかで。
これが、観客のいないステージでしか演じられなかったのは、ほんとうに残念です。

This is it。
予約していた物が、今日届きました。
あんまり時間がないので、細切れで見ています。

いや、すごいですね。
久しぶりのライブどいうのに、このクオリティ。

なんだか、これ見ていて、マイケルが白くりたかった理由がわかったような気がしました。
たんなるブラックミュージックじゃないんですよね、マイケルの音楽は。
一番ポップなワールド・ミュージックなのかもしれない。

マイケルって、音楽を通して世界中を愛情で包み込みたかったのかもしれない。
本当に、それぐらいの大きさのこと考えていたのかもしれないし、
もしかしたら、なにかもの凄いことをしたかもしれない。
そんな力を感じました。

いま、その愛情につつまれた力は、
重力の鎖を断ち切って、
空の上まで飛んでいってしまいました。
やっぱり、残念です。


マイケル・ジャクソン THIS IS IT(特製ブックレット付き) [Blu-ray]

マイケル・ジャクソン THIS IS IT(特製ブックレット付き) [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • メディア: Blu-ray





posted by oimizu at 01:24 | Comment(9) | TrackBack(1) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月23日

クローバーフィールド/HAKAISHA

 
パーソナルメディア、ということばが使われ始めたのはいつ頃からでしょうか。
1990年代、「マルチメディア」と「パーソナルメディア」は、未来を築く特別な物として、ふたつ並んで登場してきたような気がします。
その後、インターネットと携帯電話が、「マルチメディア」と「パーソナルメディア」を普通の物にしちゃいましたね。

パーソナルなマルチメディアというと、マスコミや映画のような既存のメディアとは正反対の物と思っていたときに出てきたのが「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」じゃないかと思います。
たとえば、ゴジラのようなパニック物であっても、お話はカメラの向こうにあるという距離感に、なんとなく安心感を覚えた物であり、その距離感がもどかしくもあります。
が、「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」では、ハンディカメラで撮ったような映像がこの距離感を取り去って、恐怖感がすぐそこに迫って来ました。
(といっても、CMで見ただけですが、それでも怖かった)


クローバーフィールド/HAKAISHA スペシャル・コレクターズ・エディション [Blu-ray]

クローバーフィールド/HAKAISHA スペシャル・コレクターズ・エディション [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
  • メディア: Blu-ray





さて、クローバーフィールドですが、これは妖怪の手長足長のたぐいですかね。

やっばりゴジラ(元祖は見てないです 汗)とか、ニューヨークGodzilla(こっちは見ました 汗)と比べてしまいます。
ホームビデオで撮影したような画像は揺れるし、傾くし、巨大スクリーンで見たら、さぞ辛いでしょうね。
そんなパーソナルメディア感で、ゴジラ系パニック映画を、逃げ惑う人々の視点で描いた・・・・

と、いうだけだと、すこし手垢にまみれてきた手法で終わってしまいますが、ある手法(内緒です)で、「日常と非日常は、紙一重だよ」感を生み出しています。
コワイですね。
平和な日常が、あしたも明後日も続きますように。
posted by oimizu at 01:41 | Comment(2) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月25日

クリスマスキャロル (3D)

 
メリークリスマス

23日の天皇誕生日は、家族でゆっくりクリスマス会・・・のはずでしたが、ディズニーの「クリスマスキャロル」見に行かなくちゃ!! ということで、クリスマスの食材を慌ただしくおなかに詰め込み、夕方から映画館へ行ってきました。

さすがに、クリスマス直前では、上映している映画館も上映回数もともに少なく、18:45分からの回が1回だけ。
そのせいか、映画感は満員。
家族4人で行きましたが、座る席はバラバラでした。

はからずも、3D上映。
しかし、3Dは日本語吹き替えなんでよね。
吹き替えは山寺さん。
見て思いましたが、3Dでは、字幕読んでる暇ないです!!

最初のうち、3D用の眼鏡がうっとうしいなぁと思っていましたが、映画を見ているうちにそんなことすっかり忘れてしまいました。
昔々、ディズニーでキャプテンEOを3Dで見ましたが、これだけ長時間のアニメを3Dで見たのははじめて、いやいや、すごかったです。
これ、3Dじゃない普通のアニメで見たらどうだろう、って思えるほど3Dの映像がぴったりとはまっていました。

ストーリーは、以前小節を読んでいたのでだいたい知っていましたが、ディケンズの時代のロンドンの街が再現されたかのようなCGには本当に驚きました。
キャラクターの動きも自然で、デフォルメされた容姿であるからCGと意識されますが、これがもっとリアルなモノだったら実写と見まがう程だと思いました。

いや、ほんとにこれは、ちょっ無理しても見に行っておいて良かったと思います。

そして、3D映画の、ちょっとした弱点もみつけました。
それは・・・
3D眼鏡かけているから、泣く映画にはむいてないなぁ、ということ。
うーん、やっぱり泣けない映画に限られるというのも、ちょっと困るからなぁ。
今後3Dはどうなんでしょうね。
posted by oimizu at 00:49 | Comment(3) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月25日

アマルフィ 女神の報酬

 
連休中のとある日のことでした。

ずっと見に行こうと思っていた「アマルフィ」を見に行ってきました。
そう、あの黒田外交官のです。

いつも行く、いつも空いている小型のシネコン? の上映時間を調べたら、夜の10時から。
終了は24時過ぎ。

佐藤浩市さん、かっこよかった。
黒田外交官にわるいのですが、佐藤さん演じる藤井さんのストーリーの方に興味を持ちました。
藤井さんのストーリーを掘り下げた、藤井版「アマルフィ」見たいような気がします。

もう一人、事情通の謎のフリーライターを演じる福山雅治。
この人のお話も気になりました。

佐藤浩市と福山雅治のウラに沢山のストーリーがあるのだから、そこをもっと描いてくれたら別の楽しみがあったかな、って思います。
うーん、ちょっと映画にしては長くなりすぎるのかもしれませんが・・・

それと、全編イタリアロケ。
アマルフィの町並みがとてもきれいでした。
なんだか、こういうCG使わない映像もいいものですね。(って、実際は使っているのかもしれませんが)
できれば、イタリアの美しい風景をもっと見たかったですね。
テレビがおおがたしているので、映画はますます大型スクリーンの強みを探り当てないといけないでしょうね。

ところで、この映画を見たかった理由の一つは「何故夏の公開だったのか?」ということ。
映画見たらなにかその謎が解けるかと思ったのですが・・・
年末までのロングランだから、っとていうわけではないと思うのですが、何故クリスマスのお話だったのでしょう。

posted by oimizu at 02:31 | Comment(0) | TrackBack(1) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月05日

ダニー・ザ・ドッグ

 
ひょんなことから、知ることになった、ジャック・マイヨール。
グラン・ブルーが、リュック・ベッソンとの出会いでした。

リュック・ベッソンの映画って、脇役の性格がなんだか極端ですよね。
その極端さが、なんとなく笑いを誘い、ハードな内容の映画でも、なんとなく軽妙な味付けをしているように思いまます。

そして、一人一人の性格が、これまた極端。
複雑な一人の人間の心のありかた。それが、一人一人登場人物にによって演じられているのかな、なんて考えちゃったりします。

今夜の深夜映画は、リュック・ベッソン・プロデュースの「ダニー・ザ・ドッグ」。

ジェット・リーが、殺人マシーンとして育てられたダニーを演じます。

そのダニーが出会ったのが、盲目のピアノ調教師。
盲目のピアノ調教師と、その義理の娘と出会って、次第に人間の心を取り戻すダニー・・・

と、ストーリーは、ちょっとありがちなですが・・・
やっぱり、極端に行き過ぎた描き方で、なんとなく笑いながら見てしまいました。

盲目のピアノ調教師を演じているのは、モーガン・フリーマン。
かっこいいですね、この人、何を演じても。
是非、ゲド戦記のハイタカを演じて欲しいものです。



[追記」
ジェット・リーって、「少林寺」のリー・リンチェイだったんですね。
知りませんでした。

[さらに追記]
そういえば「ワサビ」なんていう映画もありましたね。
posted by oimizu at 04:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月01日

かもめ食堂

 
昭和の日、「かもめ食堂」を見ました。
DVDで2回。
1回は一人で。
もう一回は夕食の後、家族と。



ヘルシンキの街角で「かもめ食堂」を営むサチエ。
ひょんないきさつで、そこにそこに集まったミドリとマサコ。
そして、ちょっと疲れた感じのフィンランド人のおじさん一人とおばさん一人。

それぞれが、ここに集まるまでの深い過去を持っているように見えますが、説明はありません。
ドラマチックなことなど、なにも起もおこらない平凡な日常。
なにかに引きつけられるように集まった5人。
人生の中で、偶然時を共有すること、それこそがドラマ・・・

・・・なのかな、と思って見ていたのですが・・・

どうも、もたいまさこ演じるマサコさんが現れたあたりから、日常に微妙なずれを感じました。

飛行機の乗り継ぎで、荷物を無くしてしまったマサコさん。
毎日航空会社に「私の荷物、みつかりましたか」と電話をします。
やがて、荷物が見つかるのですが・・・
「私の荷物、少し違うような気がするんです」

この人の登場によって、日常は、あり得ない非日常にと滑り込んでいくような気がしました。



それと、もう一つなぞなのが、サチエさんがプールで泳いでいるシーン。

殆どのシーンが、「かもめ食堂」の中か、そこに集う人と一緒にいるのに、このプールだけは、サチエさんがひとりでいます。
プールのシーンは、サチエさんのかもめ食堂の日常とは、また別の時間のような気がしました。
そして、(ちょっとネタバレ)、プールの中で拍手を浴びるシーンは、まるで、天使に喝采を浴びているかのように見えました。

そう考えると、この静かな物語は、この世を離れて、天井へ向かう魂の物語。
そんな風に思えてきました。
ちょっと、深読みしすぎかもしれません。



それにしても、小林聡美。
なんでしょう、この人の、飄々とした雰囲気は。
肩の力の抜けた感じ。
いいです。


posted by oimizu at 03:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月24日

少年メリケンサック

 
image/oimizu-2009-02-24T00:36:17-1.jpgimage/oimizu-2009-02-24T00:36:17-2.jpg



日曜日に、おくさんとみてきました。

到着がおくれて、最初の10分ほど見逃しました…

上映中のスクリーンに照らされた客席を見ると、意外と年齢層高め。
篤姫人気で集まった、もとロック少年少女たちでしょうか。


佐藤浩一、宮崎あおいの、壊れた演技、すごいです。

バンドメンバーを演じた田口トモロヲ、三宅弘城は、実際にバンド
活動したことあるんですね。

っていうか、三宅さんのバンドのギタリストは、クドカンだし…


おくさんは、隣の席で、すやすやと寝ていました。
疲れてたんだね。
posted by oimizu at 00:36 | Comment(2) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月04日

今年の正月映画は・・・

 
1月も早くも4日。
明日から仕事です。
月曜から始まる一週間か・・・

日頃家族とすれ違いなので、年末からの5日間は、久しぶりに家族と過ごせて、それだけでも良かったなぁ、と思いました。

正月休みは、毎年家族で出かけることにしています。
大概映画見に行ったり、美術館行ったり。。。
今年は、イチゴ狩りも加わりましたが、例年通り映画も見に行きました。

行き先は、いつもいくシネコン。
座席指定の入れ替え制映画館ですが、ここはいつも空いていて、ほとんど希望の時間通り見ることができます。
満席って見たこと無いんですが、正月2日。1日が映画の日だったからか、さらにガラガラでした。
とてもきにいっている映画館なので、潰れないようにおねがいしますね。
寿司はお客さんはいるように宣伝しておこうかな。
大泉のT-ジョイです。

それで、
見たモノは
K-20  怪人二十面相・伝

年始は、単純に笑ったり、はらはらドキドキしたりという単純な映画がいいな、って思ってます。
K-20。
荒唐無稽の活劇で、良いじゃないですか。

物語は、第二次世界大戦が回避された世界でのお話。
日本には、華族制度が存続し、極端な格差社会ができあがっていました。
そんな世界の物語。

「怪人二十面相」は言わずとしれた江戸川乱歩の生み出したキャラクター。
明智小五郎と小林少年のライバル。
江戸川乱歩の怪人二十面相は、どちらかというと平和主義の義賊のようなイメージがありますが、「K-20 怪人二十面相・伝」に登場する怪人二十面相は、暴力はふるうは人は殺めるは、かなり原作とはイメージが違っています。
その理由は、物語の最後にわかるのですけど、、、ネタバレになるのでここでは割愛します。

怪人二十面相・伝の原作は北村想。
北村想が気になって、この映画みたいなぁ、って思っていました。
そして、制作スタッフは「ALWAYS 三丁目の夕日」のスタッフ。
懐かしくも、おどろおどろしい、もう一つの「昭和」の帝都を再現(?)していました。

最後のシーンが、ちょっとバットマンでしたが、思った通りの活劇が展開されていました。
松たか子の吹っ切れたお嬢様ぶりが、印象的でした。

観客は数えるほどでしたが、年齢層高いです。
怪人二十面相世代の方が集まってきた、そんな感じでした。
posted by oimizu at 13:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月28日

太陽

 
イッセイ尾形が昭和天皇を演じた「太陽」を見ました。
昨日、TSUTAYAで中古のDVDを購入。
「ディスクに異常があった場合、1週間以内に交換可能」とのことなので、さっそく一週間以内に見なくちゃ、ということで朝ご飯を作りながらのチラ見・・・
と思いきや、結局最後まで引きつけられるように見入ってしまいました。

20081226_太陽.jpg


一昨年の夏、映画館でみたので、今回2回目。
実際の昭和天皇の歴史的な評価は歴史の中で語られると思いますが、映画の中ではイッセイ尾形が、国を愛しつつも、実際の国民の生活との距離感に戸惑う天皇ヒロヒトを好演していました。
太陽の神の子孫として、日本人のここを照らし続けた天皇。
しかし、劇中のヒロヒトは、神でありながら、自らの運命を決めることさえできません。
運命をGHQに託しつつも、それでも太陽として国民に希望の光を照らし続けようとする苦悩する天皇ヒロヒト。
ぎこちない会話や、イッセー尾形によってユーモラスに演じられるちぐはぐな行動。
それは、制約の多い神としての存在から解き放たれて、自由な人間としてのヒロヒトに変わろうとする、その戸惑いの現れなのでしょうか。

イッセー尾形の好演も印象的ですが、皇后役の桃井かおりが、やっぱり凄いです。
画面に登場するのは、物語の最後の部分だけなのですが、このほんのちょっとした時間で、なんだか全てを持って行ってしまう、そんな感じがします。
特に、佐野史郎演じる侍従長とヒロヒトの間に立って、二人の会話を聞く桃井のアップ。
顔の表情だけでの演技なのですが、この物語の中での皇后の役割を見事に表していると思います。

彩度を落とした色調の画面、ものすごく静かな間、そして時に聞き取りにくいくらいの台詞、幻想的な場面。
さらに昭和天皇を扱うという、やっかいなテーマ。
なかなか一般的な娯楽映画のようには行かないかな、と思っていましたが、ソクーロフ監督は、一つの芸術作品としての映画に仕立てていると思います。
一見、難しそうですが、純粋に映画として楽しめる作品だと思います。
posted by oimizu at 23:22 | Comment(2) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする